霊感商法にご注意

一部ではいまだに行われている詐欺の典型です。
電話占い会社を通しているから安心とは限りません。会社の知らないところでやっている人もいます。
手口をみてみましょう。

個人的な番号を教えてくる

最初は占い会社を通して普通に占っています。ある時、占い師から自分の電話番号を教えてきて、そちらにかけるように言ってきます。
特別にあなただけに教えると言ってくるそうです。その後もしばらくは普通に電話占いが続きます。
そのうち占い師の方から電話がかかってくるようになり、「呪われている」「祟られている」などと言って祈祷や護符が必要だと言い、高額で売りつけてきます。
断ると良くないことが起きる、あなたのために言っているなどと不安をあおったり、情に訴えたりしてくることもあります。
典型的な霊感商法の手口です。

他にもあるさまざまな騙しのテクニック

多いのは物を買わせるケースです。ツボや、パワーストーンのブレスレット、塩、水などなど。
あなただけに特別に紹介するとかあなただから売るといった謳い文句です。
除霊が必要、水子供養、先祖供養が必要などの場合もあります。この場合は祈祷料、除霊料と称して高額な請求をしてきます。

もしそうなったら対策はどうすれば良いのか

トラブルになってから占い会社に通報しても、もう辞めていたり、連絡がつかなかったりして手遅れのケースがほとんどです。
占い師から直接やり取りをしようと言われたり、交渉や営業があったりした場合、すぐに占い会社に連絡しましょう。
信頼できる会社ならば誠意をもって対応してくれます。もしそうでないならば会社もグルの可能性があるので最寄りの消費生活センターにただちに相談に行きましょう。

まとめ

詐欺の手口はどんどん巧妙化していきます。占いは特に結果がわかりにくいです。
騙されたと気付いた時には手遅れの場合が多いです。
口コミや占い師のプロフィールを見るなどして、詐欺師ではないかどうかきちんと見極めましょう。